
こんにちは、yurubino ゆるびの 武蔵小杉です。
「写真を撮るといつも顎が出ている」
「首のシワが気になる」
「なんとなく呼吸が浅い」
そういったお悩みを抱える方は、日常の姿勢や癖が原因で首の筋肉バランスが崩れているかもしれません。
実は、顎が上がってしまう姿勢には、「後頭下筋群(こうとうかきんぐん)」という首の深部にある小さな筋肉の短縮が大きく関係しています。
この筋肉は、頭と首のつなぎ目を細かく支える役割があり、スマホやパソコン作業などで顔を前に突き出す時間が長くなると、常に縮んだままの状態になりやすいのです。
また、うつ伏せでのスマホや読書なども後頭下筋群の緊張を助長します。
一方で、「顎を引く」動きを支える筋肉である舌骨下筋群や、首の前側にある深部屈筋(頚長筋など)は、あまり使われる機会がなく、どんどん弱くなってしまいます。
特に長時間のデスクワークや、うつ伏せの姿勢が多い方は要注意です。
このように、
・後頭下筋群が短縮し続けて硬くなる
・顎を引く筋肉が弱って使えなくなる
というバランスの崩れが、慢性的な「顎上がり姿勢」を作ってしまうのです。
改善のためには、まず「今、顎が上がっていないか?」と気づくことが大切です。
日常の中で、軽く顎を引き、後頭部が背骨の真上に乗っているイメージを意識してみましょう。
また、深呼吸をするときに首の前側が自然と伸びてくる感覚を大切にすると、深部屈筋の再教育にもつながります。
当サロンでは、後頭下筋群のリリースや、顎引きに関わる筋肉を目覚めさせるエクササイズの指導をしています。
首まわりの可動域が広がり、自然と呼吸も深くなったというお声も多数いただいております。
顎が上がってしまうクセは、見た目だけでなく肩こりや不眠、自律神経の乱れにも影響を与えることがあります。
根本的な改善を目指すなら、まずは首の深部から整えていきましょう。
お気軽にご相談ください。
リラクゼーションサロンyurubino ゆるびの武蔵小杉
