
「久しぶりにフットサルをしたら、ふくらはぎが痛くなった」
「運動中に前ももを痛めてしまった」
普段はあまり運動していないのに、急に激しいスポーツをすると、このようなトラブルが起こることがあります。
その原因のひとつとして考えたいのが「体幹の安定性」です。
体幹というと、お腹を鍛える腹筋運動をイメージする方も多いと思います。しかし、スポーツで素早く動くためには、体の中心が安定していることがとても重要です。
特に関係するのが「腸腰筋」という、腰と股関節をつなぐ体の深い部分の筋肉です。
腸腰筋がうまく働かないと、体の中心が安定しにくくなり、代わりに前ももや腰の筋肉が頑張りすぎてしまいます。
さらに、走る・止まる・ジャンプする・方向を変えるといった動作では、ふくらはぎや太ももの筋肉にも瞬間的に大きな負荷がかかります。
体幹が安定していれば、その負荷を全身で分散できますが、体の中心がうまく使えない状態では、特定の筋肉に負担が集中しやすくなります。
これが、前ももやふくらはぎの張り、疲労につながり、場合によっては肉離れなどのケガのリスクを高める一因になります。
特に注意したいのが、普段デスクワークなどで長時間座っている方です。

座っている時間が長いと、股関節を大きく動かす機会が減り、腸腰筋を含めた体幹まわりの筋肉がうまく働きにくくなることがあります。
その状態で突然、ダッシュやジャンプなどの瞬発的な動きをすると、体は「動けるつもり」でも、実際にはスポーツに必要な準備ができていないことがあります。
かくいう私も4月から新しく始めたフットサルでいきなり動いたため、前腿の肉離れを起こしてしまいました。幸い1ヶ月でよくなりましたが、身体が自由に動かせないことは思っていたよりもストレスが多く、改めてこの仕事の意義を感じた次第です。
スポーツ前だからといって、いきなり強いトレーニングをする必要はありません。
まずは硬くなった股関節や前もも、腰まわりをほぐして動きやすくする。そして、眠っている腸腰筋や体幹の筋肉を軽いエクササイズで「使える状態」にしていく。
この「ほぐす・ゆるめる・賦活する」という準備が、激しいスポーツを楽しむためには大切です。
当サロンでは、疲れた筋肉をほぐすだけでなく、体が本来の動きを取り戻せるように、必要に応じてエクササイズも取り入れています。
「運動後にいつも同じ場所が痛くなる」
「久しぶりにスポーツをすると体がついてこない」
そんな方は、筋肉を鍛える前に「正しく動ける体」を作ることから始めてみませんか?
スポーツを長く楽しむためには、痛くなってからケアするのではなく、ケガをしにくい体を普段から準備しておくことが大切です。
武蔵小杉 yurubino
